富山市

富山まちなか 夜桜 2023|暖冬の影響で早咲き?お花見散策へ

YUICHI

今シーズンの富山まちなかエリア(富山城址公園、松川べり、いたち川)の桜は、なんと3月25日にほぼ満開を迎えました!

東京や名古屋など太平洋側の都市とほとんど変わらない異例の早咲きです。

しかし本日(2023年3月25日)は残念ながら曇り空。

あまり桜は映えませんね。桜のシーズンに曇り空は富山ではあるあるですが…。

しかし、夜桜ならキレイに観られるのではないか?ということで、家内と意見が一致したため、慌てて花見に出かけることになった次第です。

まちなかエリアの桜なら、県外から訪れた方でも気軽に観に行けるのでお勧めですよ。

富山まちなかでお花見ってどんなコース?

今回は富山市まちなかエリアを流れる2つの川沿いを中心にお花見散策してきました。

路面電車「荒町」電停から41号線沿いに東へ5分ほど歩くといたち川が見えます。

そこから川沿いに北西へ進み、今木橋常夜灯富山市役所松川茶屋を超えて富山城址公園へ向かいます。

お花見散策の所要時間は約1時間みておきましょう。

富山駅へ戻りたい方は、「丸の内」電停から路面電車に乗って戻ってきましょう。

散策途中の見どころは?

松川といたち川は富山市中央部を流れる川幅の狭い川です。

実は、今回歩いたエリアは、神通川を本流に持つ「松川」と、常願寺川を本流に持つ「いたち川」が交差する場所なのです。

いたち川〜今木橋常夜灯

まずは北新町交差点から西へ少し入ったところの橋の上から散策を始めました。

この辺りは人通りが少ないので、落ち着いてお花見を楽しめます。

人ごみの苦手な人には、とてもオススメできるルートですよ。今や県内有名観光地はどこも賑わいを見せていますが、いたち川周辺はまだまだ富山観光の穴場と言えそうです。

では、ここからいたち川の川べりを歩いていきましょう。

途中には、なんとワイタパという名のワインバルがあるじゃないですか!ワイン好き(僕も含め)は要チェックです。

お店の大きな窓がいたち川に面しているので、花を観ながらワインを楽しむってのもオシャレですよね。

ワイタパから少し歩くと今木橋常夜灯が見えてきます。

近くには人気のビジネスホテル、マンテンホテルもあります。県外から訪れた方であればここを拠点に散策してもいいですね。

松川べり〜富山市役所

今木橋常夜灯を超えると、市電通りに出てきます。

ここでは路面電車が行き交うところも観られるので県外客の方にも人気のスポット。また、橋を境に人手が一気に増える地点です。

この橋から西は松川べりと呼ばれるエリアです。

松川べりはとてもきれいに整備されています。また、富山駅から10分で来れるので、訪日外国人観光客もこの辺りで花見を楽しんでいる姿をよく見かけます。

松川べりには富山市役所も見えます。

市庁舎は昭和時代に建てられてた建物なのですが、とてもスタイリッシュで現在の街の風景にもしっかりなじんでいます。当時の設計者のセンスが良かったんですね。

ところで、富山県には、なんとか川べりという名称が付けられたスポットがいくつかあります。

愛知出身の家内には少し違和感のある言葉らしいのですが、この言葉に風雅さを感じるのは僕だけでしょうか。

松川茶屋〜富山城址公園

城址大通りに面した松川茶屋では、松川を30分クルージングできる松川遊覧船の乗船受付(3月〜11月)もしています。

川の方から桜を見上げながら進むクルージングは別格の旅の思い出になりますよ!

松川茶屋を過ぎるといよいよ富山城址公園に到着です。

七十二峰橋の上から川の全景を見るとこんな感じ。

水面にも桜の並木道が、まるで蝶のように映り込んでいます。

七十二峰橋から本丸の方へ向かうと屋台が増えてきましたね。皆吸い込まれるように屋台へ向かっていきます。

とてもいい匂いがしてきます。やっぱり花より団子かな?

本丸の西側の広場にはなぜかイルミネーションをまとった大きな木がありました。

富山城天守やまちなかのビル群とうまく馴染んで、とてもオシャレな雰囲気がありますね。

イルミネーションで飾られた木から西へ進むと円形の広場を見渡せる場所へ出てきます。景観に曲線美を取り入れるのは富山のお家芸のひとつですね。

富山城天守もクールにライトアップしています。都市の雰囲気にしっかり馴染んでいる感じがありますね。

天守から大手町方面へ抜けてきました。

天守の立派な石垣(江戸時代から現存)を背にすると、普段の都市風景が見えてきましたよ。

ここでお花見散策を終えました。

お花見散策2023 まとめ

今回は、開花が異常に早かった富山市まちなかエリアのお花見散策を記事にしてみました。いかがでしたか?

今シーズンの富山は冬の間も気温の高い日が少なくなかったせいか、桜の開花も早かったです。急いでお花見に出かけてみましたよ。

北新町(荒町電停から徒歩5分)からいたち川沿いに富山城址公園まで、所要約1時間のお花見散策。

道中にはワインバルあり、遊覧船あり、お城ありで見どころも満載ですよ。

見頃はあと一週間続くかな?もし間に合わなくても富山にはまだまだ桜の名所がたくさんありますのでご安心を!

それでは記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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著者プロフィール
YUICHI
YUICHI
全国通訳案内士
富山県富山市生まれ。観光庁認定英語通訳案内士。
愛知県の航空機関連メーカーで務めたあと、全国通訳案内士国家資格を取得。通訳ガイドとして、訪日外国人の観光ガイドを主に富山、石川、岐阜の観光名所・史跡を案内する。近年はHTML/CSSやPHP、Photoshopなどを使ってWEB制作にも携わっている。趣味はウォーキング、温泉、読書、料理など。

「せっかく富山に来たのなら、たくさん楽しんでいってくださいね!」
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