富山市

【富山市観光 穴場まとめ】静かに、ゆっくり散策できるスポット

富岩運河沿いの道
YUICHI

こんにちは。通訳案内士のYUICHIです。

富山県には「立山黒部アルペンルート」や「黒部峡谷トロッコ電車」など有名な観光地がたくさんあります。

富山ひとり旅に慣れてきたら、そのような有名な観光地だけでなく、他にもいい場所があるんじゃないの?って考える人は多いと思います。

今回の記事では、生まれも育ちも富山市で在住歴30年以上、しかも通訳案内士として訪日外国人のお客様も満足できる場所へ案内してきた僕が、富山の穴場観光スポット、今回は2か所を紹介させていただきます!


スポンサーリンク

「岩瀬浜駅」で路面電車を降りて10分で辿り着ける別世界とは

ほとんどの人は、路面電車 富山港線「岩瀬浜駅」から大漁橋を渡って南のほうへ徒歩10分の場所にある岩瀬地区大町新川町通りへ向かいます。大町新川町通りでは、江戸時代から続いている、情緒のある街並みが見られますね。

しかし、そこは誰もが訪れる定番スポット。僕がお勧めしたい穴場は「岩瀬浜駅」から北へ10分歩いた場所にあります。

大抵、ガイドブックには岩瀬について古い街並みのことしか書かれていないはずです。

でも、今回は「岩瀬浜駅」から北の方へ行ってみましょう。

「岩瀬浜駅」の北側にある道路(富岩街道)を東に向かって歩いていくと5分くらいで「岩瀬浜海水浴場」の看板が見えます。そこから浜の方へアクセスできます。

入り口に見える駐車場の先の松原を超えるとそこには別世界が!

おすすめの時期は5月~10月頃。 潮風の香りを感じながら、富山湾越しに見える立山連峰を仰げる絶好の穴場スポットです!


環水公園から北へ徒歩20分 中島閘門まで歩いて心身ともにリフレッシュしよう

富岩運河環水公園は、かつて運河を行き交うボートの船溜まりでした。

富山市の都市整備計画の一環で富岩運河環水公園は運河で富山湾と繋がるスタイリッシュな公園に生まれ変わりました。

環水公園の正門をくぐりぬけると右手に「世界一美しい」と言われているスターバックスが見えます。

スターバックスの左側にあるスロープと並木道を抜けると運河に沿って続く遊歩道があります。

富岩環水公園から「水上ライン」というクルーズ船が通過する長い運河沿いの遊歩道を30分ほど歩きます。


途中、運河の両サイドには、ジョギングしている人や犬の散歩をしている人を見かけることもあるでしょう。

ほとんどは地元の人かもしれませんが、ひょっとしたら、観光客が地元民さながらジョギングを楽しんでいるのかもしれませんね!

見かけるのは人だけではありませんよ。カモの群れを見かけたり、コイが泳いでいたり…。自然界のお客さんもやってきます。

遊歩道にはところどころにベンチが設置されており、休憩もしやすくなっています。

遊歩道は路面電車 富山港線 に沿って中島閘門まで伸びています。途中で路面電車の駅から富山駅方面へ折り返すこともできますよ。


「神通川水辺プラザ」立山連峰を広大な空間から眺める

「神通川水辺プラザ」は、富山市街地から少し遠い場所にある絶景スポット。

「神通川水辺プラザ」は、現在合併されて富山市になっている、旧「大沢野町」と旧「八尾町」の狭間にある憩いの空間です。

「神通川水辺プラザ」は、富山駅や中心市街地からはかなり遠いので到底徒歩で行ける場所ではありません。

行く時はJR高山本線を使って「東八尾駅」で下車。「神通川水辺プラザ」までは、駅から歩いて15分ほどで辿り着けます。

「神通川水辺プラザ」周辺は、「輪中」と呼ばれる集落形態になっています。

「輪中」は、集落の両脇を堤防で挟まれた地域を指します。この地域の人は、かつて暴れ川と言われていた神通川の氾濫から身を守るために堤防を作ることで集落を守ったのでしょうね。

また「輪中」は、愛知県、岐阜県、三重県の県境にある木曽三川エリアにも見られます。

「神通川水辺プラザ」からは、その「輪中」越しに立山連峰を仰げます。

もともと、桜の木が川沿いにたくさん植えられていることから、春や秋にはたくさんの草花が咲き乱れており、ひとり旅で散策するには絶好の場所ですよ。

今回の記事で紹介した富山の穴場スポットはいかがでしたか?

今まで、「立山黒部アルペンルート」や「黒部峡谷トロッコ電車」など既に体験された人にとって新鮮な内容だったのではないでしょうか。

富山観光は噛めば噛むほど味がででくるものです。

富山市に生まれ育ち、多くの訪日外国人を案内してきた通訳案内士の僕でも、新たな発見がたくさんあります。

ぜひ富山をまた訪れて、皆さんだけの素敵な場所を発見してほしいと思います!

それでは、よい一日を!

スポンサーリンク
Multiplex広告
記事URLをコピーしました