富山県美術館は、富岩運河 環水公園のすぐ隣にあるスタイリッシュな美術館です。
富山県美術館へは富山駅北口から歩いて15分の距離にあるため、観光スポットとしても大変賑わっています。
館内では、シロクマの彫刻を観られたり、屋上で擬声語擬態語を模したインスタレーション作品が観られたりなど、ファミリー層にも大変ウケが良い作品が多いです。
富山県美術館への行き方
富山県美術館へは徒歩か路線バスで行くことになります。
富山市といえば路面電車で周遊するイメージがあると思いますが、残念ながら富山県美術館へ行くには、あまり使い勝手が良くありません。
しかし、富山駅観光案内所などで購入できる「路面電車1日フリーきっぷ」は、富山駅から260円の区間であれば、路線バスも乗り放題になりますので、ぜひご活用ください。
富山県美術館の見どころは?

美術館というと絵画や彫刻を鑑賞するイメージですが、実は富山県美術館って絶好のビューポイントでもあるんですね。
オノマトペの屋上
オノマトペとは、「くるくる」や「ふわふわ」など、音を表現した単語のことをいいます。
特に人気なのは、ふわふわという音を模したクッションの形をした遊具です。
晴れた秋の日に、この上に寝転がって空を見上げていると、まるで雲の上に寝そべっているような感覚になりますよ。
他にも、キノコのようなオブジェに囲まれた「うとうと」で、うとうとできたり、先端がラッパのようになっている銀色の管「ひそひそ」で、仲の良い人とひそひそ話してみたりできます。
#富山県美術館 にて
— 三太 7/21•22ワクワク富山物産展inこーたの小屋 (@kamoshika_net) June 12, 2021
屋上庭園「オノマトペの屋上」で遊んできたんやちゃ!
景色もいいし、風も気持ちよくてついついお昼寝「うとうと」#三太#オノマトペ#うとうと pic.twitter.com/AFCbDDgkQY
アートとあそびが融合した、新しい事例ができました。
— こども環境サミット (@kodomo_summit) May 3, 2017
富山県美術館 「オノマトペの屋上 」
佐藤 卓 氏のデザインで、ジャクエツ環境事業が製造を手がけています。
こちらの作品名は「ひそひそ」https://t.co/lgnHBdvGUf pic.twitter.com/QL0eRCpv1O
まるでちょっとしたテーマパークですね。
館内2階ファサード
展示されている絵画を楽しみながら館内を移動していると、突然見えてくるのがファサードです。

天気の良い日には、富山市の東側の地域や環水公園の全景、立山連峰などをパノラマで観ることができます。
美術館で格別の景色が観れるようになっているなんて、なんてニクい設計なのでしょうか!
三沢厚彦のシロクマ
シロクマも子供たちに大人気!

三沢厚彦氏は、現実に見えるシロクマの姿ではなく、人間がシロクマを見て感じ取るイメージそのものを彫刻にしたと言っておられます。
確かに、実際のシロクマとは姿、かたちが異なりますが、妙にリアリティーがあるのはそういったモチーフだからなのですね。
富山県美術館でランチも?
富山県美術館は単なる美術館ではありません。
飲食店も併設されていますので、館内で展示品を鑑賞したあとは、おしゃれなランチも楽しみましょう。
BiBiBi & JURULi(ビビビとジュルリ)
一風変わったこちらのレストランでは、富山県内の15市町村すべてから集められた食材を使って料理が提供されています。
初めて富山訪れた人なら、どこに行けば何が食べられるのか何となく想像がつくので、とても参考になりますね。
スワロウ・カフェ
富山県美術館1階にあるベーグルの専門店です。

英語のスワロウ(swallow)には「飲む」という意味がありますが、美術館をひと通り楽しんだあとに、ゆっくりスワロウ(飲もう)・スワロウ(座ろう)ということで、言葉の掛け合わせが効いた店名ですね。
ベーグル専門店ということで、相当美味しいベーグルが期待できます♩
Swallow Cafe(スワロウ カフェ)のベーグルサンド(スモークサーモン) @ 富山県美術館 pic.twitter.com/f0iPezyZQN
— 成川友仁 (@toyamagenki) March 11, 2023
こんなでっかいパフェは満足度がハンパなさそうですね!
生桃とマンゴーのかき氷✨ (@ スワロウ カフェ in 富山市, 富山県) https://t.co/msBbidd90d pic.twitter.com/wySEnHuX63
— いももち (@imo_mochi) July 23, 2022
こんな感じ。皆さんおしゃれな美術館で素敵なランチを楽しんでますね。
まとめ
今回は、富山県内でもトップクラスの人気を誇る観光スポットである富山県美術館を紹介しました。いかがでしたか?
富山県美術館は普通の美術館ではありません。シロクマの彫刻やオノマトペ(擬声語、擬態語)を模したインスタレーション作品があります。
また、飲食店も併設されているので、使うランチを楽しむにも絶好の場所です。
家族で楽しむならとてもお勧めの美術館です。
富山県美術館
住所 :〒930-0806 富山県富山市木場町3-20
開館時間:9:30-18:00(入館は17:30まで)
定休日 :水曜日(ただし、祝日は開館)
入館料 :300円(大人)、無料(小、中、高校生)
TEL: 076-431-2711
夏休みなどお子様がお休みのときに、ぜひ連れてってあげたい観光スポットですね!
それでは、最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。