投稿者: YUICHI

  • 富山【路面電車/地鉄/あい鉄】がそれぞれ乗り放題になる切符

    富山【路面電車/地鉄/あい鉄】がそれぞれ乗り放題になる切符

    こんにちは。全国通訳案内士のYUICHIです。

    今回は富山県をお得に周遊できるフリーきっぷ3をご紹介します!

    富山は美味しい食べ物や観光スポットが盛り沢山。滞在中にたくさんのおいしいグルメを満喫するために、なるべくお金をかけずに移動したいものですよね。

    訪れる場所やお目当ての店の数にもよりますが、フリー切符を活用して、効率良く富山の旅を楽しみましょう!

    路面電車で富山まちなかエリア、岩瀬を周遊「市内電車・バス1日フリーきっぷ」

    このフリー切符は、富山市内を走っている路面電車と地鉄バス(280円区間)が一日乗り放題になる切符です。

    富山駅周辺、まちなかエリア、岩瀬エリアを周遊するのにとても便利!

    料金は650円(大人)です。

    【主な購入場所】
    富山地鉄乗車券センター(電鉄富山駅構内)
    とやま観光案内所(JR富山駅構内)

    ちなみに路面電車一回の運賃は210円です。(「えこまいか」という富山のICカード利用で180円)なので、路面電車を4回以上利用すればお得になります。

    ほとんどの観光客の方は岩瀬エリアとまちなかエリアの両方を訪れるので、それに合わせた形といえますね。

    また、移動手段が鉄道オンリーの男ひとり旅の方にとっても、富山駅周辺だけでなく市内一円に散らばる、たくさんのおすすめグルメスポットへアクセスできることになります!

    以下のページから路面電車を使って訪れることができる観光スポットや飲食店を見ることができます。

    立山黒部アルペンルートや黒部峡谷へ「鉄道線・市内電車1日フリーきっぷ」

    このフリー切符は、富山県東部を走るローカル線、地鉄(富山地方鉄道)のフリー切符です。

    富山市内の路面電車や地鉄路線のほか、立山黒部アルペンルート、黒部峡谷、宇奈月温泉などの有名な観光地を訪れたい時に利用すると良いでしょう。

    このフリー切符は、料金が時期によって違うので注意が必要です。

    夏期(4月1日から11月30日)2600円

    冬期(12月1日から3月31日)2100円

    ☆主な購入場所
    富山地鉄乗車券センター(電鉄富山駅構内)
    西町乗車券センター

    立山黒部アルペンルートまたは黒部峡谷は富山市内からけっこう距離が離れています。お出かけの際は充分に時間(半日以上)を確保してください。

    以下のリンクからも地鉄のフリー切符を使って訪れる場所を見つけることができます。

    金沢、高岡、魚津、朝日町などへ「あいの風・IR 1日フリーきっぷ」

    あいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道は、2015年の北陸新幹線開業と同時にJR北陸本線から第三セクターへ移管された路線です。そのため、石川県や富山県東部への観光にも活躍します。

    1日フリー切符の料金は、2000円(大人)です。

    東は越中宮崎駅(富山県朝日町)、西は金沢駅までフリー切符で移動できるので、富山市内のほか広域で旅行される方には大変便利!

    ただし、利用できる期間がかなり細かく決められています。基本的には、土・日・祝の休日とあいの風とやま鉄道が指定する特定期間のみ利用可能です。特定期間というのは主に年末年始、ゴールデンウイーク、お盆休みを設定されているようですが、詳しくは直接お問い合わせください。

    Info.
    あいの風とやま鉄道 お問い合わせ窓口
    営業時間 8:30-17:15
    TEL 076-431-3409

    まとめ

    以上、富山観光に活用できるフリーきっぷのご紹介でした。

    ご利用の際は、それぞれのきっぷの使い方や販売期間にも気をつけて有効に活用してくださいね。

    それでは、良い一日を!

  • 【富山観光】東京、大阪、名古屋からアクセスするには?

    【富山観光】東京、大阪、名古屋からアクセスするには?

    こんにちは。通訳案内士のYUICHIです。

    2015年に北陸新幹線が開業したことで、北陸・富山がとても身近になりましたね。

    今では、東京、大阪、名古屋といった三大都市圏どこからでもアクセスしやすい富山ですが、自分にはどの方法が一番合っているんだろう?と悩む人も少なくないのではないでしょうか。

    今回の記事では、

    東京、大阪、名古屋など三大都市圏から富山へアクセスする方法

    を一覧で紹介します。


    【東京→富山】交通手段はさまざま。旅程に合わせて柔軟に選ぼう

    東京から富山へアクセスする方法は4通りもあります。自分の予算や滞在時間に合わせて最適な方法を選ぶのが良いでしょう。

      乗り方 所要時間 料金
    飛行機 羽田空港 ANA国内線を利用 1時間程度 片道13,000~35,000円程度
    鉄道(新幹線) 東京駅または上野駅から北陸新幹線に乗車 2時間10分程度 片道12,000~26,000円程度
    (クラスによる)
    高速バス バスタ新宿4Fから出発。乗り場は都度変わるため要確認 7~8時間程度 片道5,000~8,000円程度
    (乗車場所、座席の種類、時期による)
    自動車
    (高速道路使用)
    関越自動車道 練馬IC – 上信越自動車道 – 北陸自動車道 7~8時間程度 片道20,000円程度(ガソリン代、高速料金など)



    【大阪・京都→富山】JRで時間を節約?それとも高速バスで快適に移動?

    東京と同様、JR利用が最もコスパが良いです。

    ただし、大阪・京都から富山へ最速で向かうためには、金沢駅で北陸新幹線に乗り換える必要があります。

    金沢乗り換えが手間でなければ、JR利用がもっとも便利な移動手段と言えるでしょう。

    むしろ、金沢観光も旅程にプラスできます。時間に余裕のある方なら金沢から富山への移動は色々な方法があるので、後から考えてもまったく遅くはありませんよ!

      乗り方 所要時間 料金
    鉄道(新幹線) JR大阪駅/京都駅から特急「サンダーバード」に乗車。金沢駅で北陸新幹線またはあいの風とやま鉄道(IRいしかわ鉄道)に乗り換え 3~4時間程度 片道9,600円程度
    (クラスによる)
    高速バス 阪急高速大阪梅田ターミナル(阪急三番街) 5~6時間程度 片道5000~8000円程度
    (乗車場所、座席の種類による)
    自動車
    (高速道路使用)
    名神自動車道「吹田IC」→米原JCT→北陸自動車道「富山IC」 5~6時間程度 片道12,000円程度(ガソリン代、高速料金など)



    【名古屋→富山】どれを選んでも所要時間はほどんど同じ。高速バスが一番便利!

    名古屋から富山へ行くには以下の方法がありますが、いずれも所要時間は同じくらいです。

      乗り方 所要時間 料金
    鉄道(JR特急) 名古屋駅からJR特急しらさぎに乗車。金沢駅で北陸新幹線またはあいの風とやま鉄道に乗り換え 3~4時間程度 片道10,000円程度
    高速バス 名鉄バスターミナル3Fから出発。 3~4時間程度 片道5,300程度
    (乗車場所、座席の種類、時期による)
    自動車
    (高速道路使用)
    名神「一宮JCT」→東海北陸道「砺波JCT」→北陸自動車道「富山IC] 3~4時間程度 片道10,000円程度(ガソリン代、高速料金など)

    しかし、「特急しらさぎ」は料金がかさむ上に、金沢で新幹線、在来線、高速バスなどに乗り換える必要があります。

    車は、大人数なら割り勘できますが、ひとり旅の場合は割高に感じるでしょう。

    ひとり旅なら、なるべく移動費をかけずに富山で観光やグルメを楽しみたいもの。なので、富山へは高速バスで行くのがベストです。


    富山県のおすすめの観光スポット

    富山市、立山黒部アルペンルート、黒部峡谷トロッコ電車の観光情報や格安の宿などについては、以下の記事を参考にしてください。

    https://walk-toyama.com/2022/02/05/model_course_toyama_prefecture/

    レンタカーを利用したモデルコース↓

    https://walk-toyama.com/2022/04/04/matome_go_by_car/

    ひとり旅を楽しむならゲストハウス!ホテルサブスク利用もオススメ!

    2010年代のインバウンド観光客ブームを背景に富山も外国人に選ばれる観光地になりました。それもあって富山県内にはゲストハウスが急増中!ビジネスホテルも安く泊まれるので長く富山に滞在したい人にはオススメな宿泊形態です。富山で人気のゲストハウスについては以下の記事を参考にしてください。

    https://walk-toyama.com/2022/03/26/cheap-lodging-for-guys/

    また、最近ではホテルサブスクを使っておトクに富山のホテルに泊まれるようになりました!ほんとに便利になりましたね。

    ホテルサブスクとは、毎月定額料金を払って、ホテルで一泊または複数泊する権利を得ることができるサービスです。

    富山でサブスクを使うメリットがあるのは、以下のような方です。

    • そもそも旅行好き。富山だけでなく国内外色んなところを旅行してみたいと思っている方。
    • 富山のことを大変気にいっており(ありがとうございます!)、定期的に富山滞在を楽しみたい方。
    • ちょっと富山に興味があって、ワーケーションやリモートワークなどで富山に長期滞在したい方。

    以下の記事で、ホテルサブスクサービスHafh(ハフ)に関する詳細を確認できます。

    https://walk-toyama.com/2022/04/01/subscription_hafh/

     

    最後まで記事を読んでいただいてありがとうございます。それでは、皆さんのご来県を心よりお待ちしています!

  • 上市町のおすすめ観光スポット3選

    上市町のおすすめ観光スポット3選

    こんにちは。通訳案内士のYUICHIです。

    今回の記事では、富山市から少し足を伸ばして富山県上市町を訪れます!

    上市町は、以下のような方に超オススメです。

    • 人や車通りの少ない場所で、田園風景を眺めながらのんびり歩きたい方
    • お寺の静かで荘厳な雰囲気が好きな方
    • 富山県でもあまり知られていない地域の特産品を食べてみたい方

    上市町は、富山ガイドである僕の中でお気に入りの町のひとつ。いつも以上に紹介に気合いが入ります!

    具体的には、富山駅から上市町へのアクセス方法、上市町についてからの移動方法、絶対に訪れて欲しい観光スポットについて紹介していきます。

    この記事を最後まで読めば、皆さんもきっと上市町を訪れたくなるはずです。

    それでは、さっそく上市町を観ていきましょう!


    上市町へのアクセス方法

    上市町は、地鉄(富山地方鉄道)本線「電鉄富山駅」から電車に乗り、ガタン、ゴトンと電車に揺られること約30分。「上市駅」で下車します。

    上市駅までの切符は電鉄富山駅乗車券センターの隣にある自動発券機にて購入できます。運賃は片道610円です。

    地鉄電車のフリー切符を使って周遊する方法もありますが、それはあまりお勧めしません。

    なぜなら、上市町だけで見どころが多く、ひと通り観てまわると相当時間がかかってしまうからです。地鉄の他の駅に立ち寄っている時間がとれないと思います。


    車なしで上市町を周遊するには町営バスや予約のりあいバスが必須

    上市町のまちなかだけであれば、地鉄で移動すればよいのですが、上市町の観光地には町営バスを利用することをおすすめします。

    上市町営バス 運賃:一乗車200円

    一日乗り放題の乗車券は500円です。販売窓口はコミュニティーバス車内または地鉄上市駅改札口近くです。

    予約のりあいバス 運賃:一乗車200円(日曜、祝日は運休)

    第1~4便から都合の良い便を予約します。2便~4便は当日予約できますが、1便は前日までに予約します。

    予約のりあいバスは後述する眼目山立山寺へ行くときに利用します。


    上市町の見どころ3選

    上市町には立派なお寺や霊場があります。

    上市町は多くの良質な農作物が採れる恵まれた土地です。一方で長い歴史の中でたくさんの自然災害に遭ってきました。

    自然に対する畏怖や感謝の気持ちが住民の信仰心につながったのでしょうね。

    上市町では以下の寺院・霊場が有名です。

    いずれも素晴らしいパワースポットなので、ぜひ訪れていただきたいです。

    大岩山 日石寺 滝修行や写仏で心を清らかに

    大岩山日石寺は真言密教の大本山です。同じ真言密教のお寺として高野山の総本山金剛峯寺が有名ですね。

    大岩山日石寺は奈良時代に行基というお坊さんが、3.2メートルの高さを誇る不動明王像を一晩で彫り上げたという伝説から始まっています。

    大岩山日石寺の周りには、お食事処や旅館が立ち並ぶ大岩門前街があります。ここで頂くそうめんは絶品です!

    また、日石寺では、六本滝で滝に打たれたり、自分だけの不動明王を書き上げる写仏したりする「大岩体験」という修行体験が人気です。

    2020年にコロナ禍が訪れる前は、多くの外国人観光客が上市町を訪れて大岩体験に挑戦していました。

    ACCESS 大岩山日石寺
    上市駅前から上市町営バス柿沢・大岩線に乗って「大岩」で下車(約15分)

    眼目山 立山寺 静寂に包まれた別世界

    眼目山立山寺は鎌倉時代に建てられた曹洞宗のお寺です。

    眼目山立山寺はひとり旅が好きな人にとって至高の体験が場所です。

    空を埋め尽くすほど大きな栂(トガ)の並木道を抜けると、お寺の本堂に続きます。荘厳な伽藍を歩いていると自分がまるで別世界に迷い込んだ感覚になります。

    禅宗のお寺らしく、雲水(修行僧)の座禅の部屋や仏像がいくつも並んだ回廊を観ることができます。

    眼目山立山寺は、大岩山日石寺と違ってまったく観光地化されておらず、アクセスも少し大変。大抵、現地を訪れても人の気配はほとんどありません。静寂に包まれた空間をひとりで歩くことになるでしょう。

    眼目山立山寺は、ひとり旅の極みを体験できる場所です。

    ACCESS 眼目山立山寺
    上市駅から予約乗り合いバス白萩線に乗って「眼目」下車(約30分)

     

    穴の谷(あなんたん)霊場

    富山県は北アルプスの雪解け水が平野部に流れ込むため、きれいな水を飲める場所が多いです。

    穴の谷霊場はその中でも別格!参道を通って谷間へ下ると薬師観音堂があります。

    薬師観音堂のそばにはどんな病気も癒やしてくれるというありがたいお水が沸いています。

    穴の谷霊場薬師観音堂の水は環境省が認定する「日本の名水100選」にも選ばれており、ありがたい水を汲みに全国から観光客が訪れます。


    上市観光 まとめ

    以上、富山県上市町の観光案内でした。上市町は自然の豊かさのみならず、人々の自然に対する信仰心が深く表れている町です。

    都会を離れて、のどかな上市町をゆっくりと歩いて、豊かな心のビタミン補充をしてきましょう。

    地鉄本線沿線には、他にも魅力的なお立ち寄りスポットが目白押しです。詳細は以下の記事からアクセスしてください。

    https://walk-toyama.com/2022/03/12/matome_chitetsu_recommended/

    それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

     

  • 【富山市観光 穴場まとめ】静かに、ゆっくり散策できるスポット

    【富山市観光 穴場まとめ】静かに、ゆっくり散策できるスポット

    こんにちは。通訳案内士のYUICHIです。

    富山県には「立山黒部アルペンルート」や「黒部峡谷トロッコ電車」など有名な観光地がたくさんあります。

    富山ひとり旅に慣れてきたら、そのような有名な観光地だけでなく、他にもいい場所があるんじゃないの?って考える人は多いと思います。

    今回の記事では、生まれも育ちも富山市で在住歴30年以上、しかも通訳案内士として訪日外国人のお客様も満足できる場所へ案内してきた僕が、富山の穴場観光スポット、今回は2か所を紹介させていただきます!


    「岩瀬浜駅」で路面電車を降りて10分で辿り着ける別世界とは

    ほとんどの人は、路面電車 富山港線「岩瀬浜駅」から大漁橋を渡って南のほうへ徒歩10分の場所にある岩瀬地区大町新川町通りへ向かいます。大町新川町通りでは、江戸時代から続いている、情緒のある街並みが見られますね。

    しかし、そこは誰もが訪れる定番スポット。僕がお勧めしたい穴場は「岩瀬浜駅」から北へ10分歩いた場所にあります。

    大抵、ガイドブックには岩瀬について古い街並みのことしか書かれていないはずです。

    でも、今回は「岩瀬浜駅」から北の方へ行ってみましょう。

    「岩瀬浜駅」の北側にある道路(富岩街道)を東に向かって歩いていくと5分くらいで「岩瀬浜海水浴場」の看板が見えます。そこから浜の方へアクセスできます。

    入り口に見える駐車場の先の松原を超えるとそこには別世界が!

    おすすめの時期は5月~10月頃。 潮風の香りを感じながら、富山湾越しに見える立山連峰を仰げる絶好の穴場スポットです!


    環水公園から北へ徒歩20分 中島閘門まで歩いて心身ともにリフレッシュしよう

    富岩運河環水公園は、かつて運河を行き交うボートの船溜まりでした。

    富山市の都市整備計画の一環で富岩運河環水公園は運河で富山湾と繋がるスタイリッシュな公園に生まれ変わりました。

    環水公園の正門をくぐりぬけると右手に「世界一美しい」と言われているスターバックスが見えます。

    スターバックスの左側にあるスロープと並木道を抜けると運河に沿って続く遊歩道があります。

    富岩環水公園から「水上ライン」というクルーズ船が通過する長い運河沿いの遊歩道を30分ほど歩きます。


    途中、運河の両サイドには、ジョギングしている人や犬の散歩をしている人を見かけることもあるでしょう。

    ほとんどは地元の人かもしれませんが、ひょっとしたら、観光客が地元民さながらジョギングを楽しんでいるのかもしれませんね!

    見かけるのは人だけではありませんよ。カモの群れを見かけたり、コイが泳いでいたり…。自然界のお客さんもやってきます。

    遊歩道にはところどころにベンチが設置されており、休憩もしやすくなっています。

    遊歩道は路面電車 富山港線 に沿って中島閘門まで伸びています。途中で路面電車の駅から富山駅方面へ折り返すこともできますよ。


    「神通川水辺プラザ」立山連峰を広大な空間から眺める

    「神通川水辺プラザ」は、富山市街地から少し遠い場所にある絶景スポット。

    「神通川水辺プラザ」は、現在合併されて富山市になっている、旧「大沢野町」と旧「八尾町」の狭間にある憩いの空間です。

    「神通川水辺プラザ」は、富山駅や中心市街地からはかなり遠いので到底徒歩で行ける場所ではありません。

    行く時はJR高山本線を使って「東八尾駅」で下車。「神通川水辺プラザ」までは、駅から歩いて15分ほどで辿り着けます。

    「神通川水辺プラザ」周辺は、「輪中」と呼ばれる集落形態になっています。

    「輪中」は、集落の両脇を堤防で挟まれた地域を指します。この地域の人は、かつて暴れ川と言われていた神通川の氾濫から身を守るために堤防を作ることで集落を守ったのでしょうね。

    また「輪中」は、愛知県、岐阜県、三重県の県境にある木曽三川エリアにも見られます。

    「神通川水辺プラザ」からは、その「輪中」越しに立山連峰を仰げます。

    もともと、桜の木が川沿いにたくさん植えられていることから、春や秋にはたくさんの草花が咲き乱れており、ひとり旅で散策するには絶好の場所ですよ。

    今回の記事で紹介した富山の穴場スポットはいかがでしたか?

    今まで、「立山黒部アルペンルート」や「黒部峡谷トロッコ電車」など既に体験された人にとって新鮮な内容だったのではないでしょうか。

    富山観光は噛めば噛むほど味がででくるものです。

    富山市に生まれ育ち、多くの訪日外国人を案内してきた通訳案内士の僕でも、新たな発見がたくさんあります。

    ぜひ富山をまた訪れて、皆さんだけの素敵な場所を発見してほしいと思います!

    それでは、よい一日を!

  • 富山地方鉄道 本線(上市駅まで)まとめ|富山観光の穴場を訪れてみよう

    富山地方鉄道 本線(上市駅まで)まとめ|富山観光の穴場を訪れてみよう

    こんにちは。全国通訳案内士のYUICHIです。

    今回の記事では、富山地方鉄道、通称地鉄の「電鉄富山駅」から「上市駅」のあいだにあるお立ち寄りスポットを紹介します。

    地鉄は富山市と黒部市、立山町など富山県東部エリア結ぶ富山県のローカル鉄道です。

    地鉄「電鉄富山駅」または「稲荷町駅」を出発し、沿線の駅に立ち寄りながら「上市駅」まで目指します。

    富山ひとり旅に出かけるとき、モデルコースのひとつとして参考にしてもらえると嬉しいです!

    しかし今回紹介するコースは、立山黒部アルペンルートのような大型観光地を訪れるものではありません。

    鉄道駅の駅舎そのものを観たり、駅周辺のちょっとした穴場の観光スポットを訪れたりするものです。

    今回の記事で紹介するモデルコースは、地鉄の1日フリー切符を使う方がお得です。

    フリー切符についても解説するので、お楽しみに!


    稲荷町駅 格安ホテルに宿泊でひとり旅の拠点を確保!!

    富山でひとり旅に出かけるなら、まずは拠点を見つけることが肝心。

    僕は、ひとり旅を楽しむ皆さんには稲荷町エリアをおすすめします。

    稲荷町って聞いたことないし何があるの?って思う人も当然いますよね。

    稲荷町エリアには、格安のビジネスホテルがあるほか、ショッピングモール、銭湯、大きな公園などがあります。

    稲荷町エリアは富山に長期滞在するなら最適な場所です。

    「ウィークリー翔」というビジネスホテルがあり、元々他のビジネスホテルより格段に安いだけでなく、連泊すると宿泊料金が安くなるからです。

    以下のような方にお勧めできます。

    • 長い有給休暇をとって、富山に遊びに来たい方
    • 富山でワーケーションを考えている方
    • 富山への移住を考えている方(お試し感覚で格安に富山に滞在できます)

    「ウィークリー翔」の場所は「稲荷町駅」から歩いて5分。

    ベッドなどのグレードで料金がかわりますが、最低でもエアコンと wifi は全室完備しています。

    「ウィークリー翔」の最寄り駅「稲荷町駅」は「電鉄富山駅」から一駅です。

    立山黒部アルペンルートや黒部峡谷へ行きたい人はもちろん、金沢や高山へ足を伸ばしたいときも便利!

    しかも近くにはアピアショッピングセンターというショッピングモールがあります。アピアは、ご飯の買い出しや必要なものを買い足したいときに便利です。

    そして肝心のプライスは…なんと、いちばん安い部屋で一泊1900円!!

    ただし、寝床がマットレスになっています。まともなベッドじゃないと寝付きが悪い人は少しグレードを上げた方がいいかもしれませんね。

    ホテルについて詳しくは以下の記事も見ておいてくださいね。料金の高い部屋でも連泊で安くなります!

    https://walk-toyama.com/2022/03/26/cheap-lodging-for-guys/


    地鉄「1日フリーきっぷ」色々な駅を観たい方にオススメ

    富山市から広域で男ひとり旅するには旅の足が必要になりますね。

    富山市から富山県東部エリアを旅するなら、地鉄が販売している1日フリー切符がオススメです。

    ただし、1日フリー切符は立山黒部アルペンルートへ行きたい方にはオススメしません。

    理由は、通常の切符で「電鉄富山駅」と立山黒部アルペンルートの入り口である「立山駅」の往復した方が安いからです。

    立山黒部アルペンルートの観光には丸1日必要です。

    仮にフリー切符を持っていても、他の駅に立ち寄っている時間はあまりありません。それを踏まえた上でフリー切符を利用しましょう。

    フリー切符には夏バージョンと冬バージョンがあり、それぞれ料金が異なります。

    • 地鉄「1日フリーきっぷ」夏バージョン
      料金:大人 2600円 子供 1300円 有効期間:4月1日~11月30日
    • 地鉄「1日フリーきっぷ」冬バージョン
      料金:大人 2100円 子供 1050円 有効期間:12月1日~3月31日

    立山黒部アルペンルートや黒部峡谷トロッコ電車が目的でなければ、冬に富山を訪れた方がお得です。

    冬であればそもそもフリー切符がお得!

    宇奈月温泉で、凛とした冬の空気を感じながら露天風呂に浸かったり、立山町へ雪化粧した山々を観に行ったりできます。

    まさに富山でひとり旅に出かけるにはおすすめの時期と言えるでしょう。

    とはいえ北陸の冬は天気がとても不安定。

    天気予報でなるべく天気の良さそうな日を選んで来てくださいね。


    ひとり旅で訪れるべき、富山地方鉄道 本線 おすすめの駅 5選

    地鉄の「1日フリーきっぷ」を使って訪れてもらいたい場所は、以下のとおり。

    • 東新庄駅、越中荏原駅、寺田駅
      いずれも地鉄本線。いちばん遠い寺田駅でも20分ほどで到着します。これらの駅はユニークな形をした駅舎が見どころです!撮り鉄さんや鉄道マニアの方であれば必見!詳しくは以下の記事をご覧ください。
      https://walk-toyama.com/2022/03/01/higashi-shinjo/
    • 越中舟橋駅
      静かだけど、なにかありそう。。。そう思わせる何かがある舟橋村。日本でいちばん小さな村です。ひとり旅の男児諸君、ここを訪れると何かひらめくかもしれません!詳しくは以下の記事をご覧ください。
      https://walk-toyama.com/2022/02/17/funahashi-mura/
    • 上市駅
      上市町は剣岳のふもとにある小さな町。じつは、この小さな町には由緒ある仏教の門前町である、「大岩山 日石寺」や信仰心の深い禅寺がある「眼目山 立山寺」など信仰深い仏教徒にとっては重要な信仰の里。映画「劔岳 点の記」の舞台としても有名です。
      https://walk-toyama.com/2022/03/21/kamiichi-town/

    今回の記事は以上です。

    ひとり旅だからこそ実現できる富山県東部のディープな町歩き。

    きっと大都市の日常では感じられない、すてきな体験ができますよ!

    最後までご覧いただきありがとうございました!