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富山市広域観光 まとめ|富山駅から、岩瀬、八尾、大沢野エリアへ

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富山県の観光地といえば立山黒部アルペンルートや黒部峡谷などが有名ですが、富山市(広域)にも人気観光地がたくさんあります。

こんにちは。富山観光コンシェルジュ・YUICHIです。

富山市は富山県のほぼ中央に位置しています。富山市の面積はなんと1241.77平方キロメートル。

日本一小さな県である香川県の4分の3程度の広さがあり、都道府県と同程度の大きさをもつ自治体なのですね。

富山市の見どころは環水公園やガラス美術館、富山城だけではありません。
岩瀬、八尾、神通峡など、豊かな自然に囲まれた静かな町がいくつもあります

今回は富山市広域エリアに散在している見どころを紹介していきます。

ぜひ最後まで記事をご覧いただき、次の富山観光の参考していただければ幸いです。


富山市はお城や環水公園だけじゃない?エリアごとの見どころは?

以下の地図をご覧ください。緑色の部分は富山市全域を示したものです。広いですよね!

富山市は、路面電車が行き交うまちなかエリアのほかにも、江戸時代の面影を残した港町の岩瀬エリア、おわら風の盆で有名な山あいの町八尾エリア、自然が豊かな神通峡エリア(大沢野、細入)など数多くの見どころがあります。

岩瀬エリア|北前船の交易で栄えた廻船問屋の町

岩瀬は富山湾に面した港町です。富山市まちなかエリアから北へ10キロメートルほど離れた場所にあります。

岩瀬は江戸時代から明治時代初期にかけて北前船の交易で栄えていました。古い町の中心部には廻船問屋の旧邸宅ガラス工房酒蔵などが立ち並んでいます。

岩瀬へは路面電車(富山港線)でアクセスするのが一般的です。古い町を散策する観光客のほか、海水浴を楽しむ地元の人たちも岩瀬を訪れます。

岩瀬の観光について詳しくは以下の記事をご覧ください↓

https://walk-toyama.com/2022/02/01/matome_iwase/

八尾エリア|おわら風の盆で有名な民謡の町

八尾は「おわら風の盆」という民謡で有名な唄と踊りの盛んな町。

富山駅から路線バス⑥番のりばからバスに乗り、約60分で「八尾鏡町」というバス停で降りると坂の町に到着します。

八尾は山あいに佇むしっとりとした坂の町。

毎年5月に曳山祭りが、毎年9月1日~3日に「おわら風の盆」が行われます。

八尾は祭りや民謡などが注目される町ですが、じつは特産品の宝庫でもあります。

特に八尾産のそばや豆腐は絶品です。ぜひこれらの特産品を買って帰って美味しい和食を作ってみてくださいね。

八尾の見どころについて詳細は以下の記事をご覧ください↓

https://walk-toyama.com/2022/08/17/matome_yatsuo/

神通峡エリア|神通峡の景観が美しい河岸段丘の町が点在

神通峡を訪れるなら、お勧めは紅葉の時期です。

神通峡のきれいな水の色と紅葉が絶妙な景色を見せてくれます。富山市で紅葉を観たいなら、いちばん最初におすすめしたいエリアです。

神通川から少し離れたところに、大沢野町や細入村などの町が南北に細長く形成されています。大沢野はカフェやベーカリーが数多く点在するおしゃれな町でもあります。

ただし、公共交通機関が充実していないため、路線バスやマイカー、レンタカーなどで移動することになります。神通峡エリアを訪れる人はしっかりと時間を確保しておきましょう。


富山駅&まちなかエリア|新旧の文化が華開くコンパクトシティ

最後に富山市の中心部を紹介します。富山市は社会環境における幅広い課題に積極的に取り組んでおり、その実績が評価され、SDGs未来都市に選定されています。

まちなかエリアには、「富岩運河 環水公園」、「富山城址公園」、「富山市ガラス美術館」などおしゃれでキレイな散策スポットがありますが、それらはまさにSDGsの理念を重視している富山市の整備計画の賜物といえます。

■ 富岩運河 環水公園(富山駅から歩いて10分)
元々、市街地と富山湾をつなぐ運河を行き交う船の船だまりだった場所と木材業者のための水路だった運河は「とやま都市MIRAI計画」によって整備が進み、1997年に富岩運河環水公園として生まれ変わりました。今では富山市のランドマークともいえる天門橋を中心に、清々しいウォーター・フロントが広がっており、散策しやすい遊歩道が張り巡らされています。

■ 富山城址公園(富山駅から歩いて15分、路面電車で7~8分)
戦後日本国内で最初に再建された富山城がたたずむ公園です。江戸時代には富山藩が置かれ、当時の富山城は越中富山の政治経済の中心地でした。2代富山藩主・前田正甫公製薬、売薬を奨励。近代に入って、薬をビンに詰めるためのガラス産業も発展。この周辺を歩くと、旧い時代の富山の雰囲気を味わえます。

■ 富山市ガラス美術館(富山駅から歩いて20分、路面電車で15分)
明治時代以降に盛んだった富山のガラス産業を象徴する美術館として、2015年の北陸新幹線開業と同時にオープンした美術館です。米国のガラス工芸家デイル・チフーリ氏のインスタレーション作品が観られる美術館としても知られています。

富山市まちなかエリアの観光について詳しくは以下の記事をご覧ください。

https://walk-toyama.com/2022/01/31/matome_toyama_machinaka/

富山市の観光 所要時間は?

岩瀬や八尾など、富山市広域エリアを観光するための具体的な旅程を考えてみましょう。

以下は富山駅から各エリアへのアクセス方法と所要時間です。

移動方法 移動時間 滞在時間
まちなかエリア 徒歩、路面電車 10分~20分 2~3時間
岩瀬エリア 路面電車 30分 1~2時間
神通峡エリア JR、路線バス 40~50分 1時間
八尾エリア JR、路線バス 50~60分 1~2時間

富山市まちなかエリアを観光するのに3~4時間。

更に岩瀬、神通峡、八尾など広域エリアを1か所を追加すると1日コースの旅程ができあがりますね。

皆さんの旅程が半日しかなければ、いずれか1か所だけを選ぶようにしましょう。


富山市広域観光 まとめ

今回は富山市全域でおすすめできる観光スポットを紹介しました。いかがでしたか?

富山市は全国的にもかなり大きな自治体です。おしゃれた都市空間から静かに過ごせる場所まで様々な魅力を携えています。

富山市はSDGsへの取り組みも積極的な都市です。観光にとどまらず、移住先としても検討に値するほど人気がありますよ。皆さんもまちなかエリアだけでなく、広域富山市の魅力を見つけてきてくださいね。

それでは。最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!

 

 

 

 

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ABOUT ME
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全国通訳案内士
全国通訳案内士YUICHIです。 富山県富山市在住。 訪日外国人のお客様を対象に富山県、石川県、岐阜県でガイドツアーを行っています。 WEB製作にも携わっており、HTML/CSS、JavaScriptなどのスキルを用いて、バイリンガルWEBサイトを作ることもできます。
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