弥陀ヶ原(富山県)でトレッキング!アクセス方法やおすすめの時期は?
弥陀ヶ原は、立山黒部アルペンルートの途上にある広大な湿地エリアです。弥陀ヶ原の湿地は国際条約に基づいて保護されており希少価値の高い湿地です。
こんにちは。全国通訳案内士のYUICHIです。
今回は立山黒部アルペンルート域内の観光地である弥陀ヶ原を紹介します(山形県鶴岡市の月山8合目にある弥陀ヶ原湿地に関する記事ではありませんのでご注意ください)。
富山県の立山黒部アルペンルートに属する弥陀ヶ原エリアは標高1930メートルの高原地帯。周囲には高山植物が咲き誇り、ラムサール条約で保護されている湿地が点在しています。
弥陀ヶ原エリアには木道が敷きつめられており、大日連山の雄姿を仰ぎながら歩けます。
弥陀ヶ原を訪れるなら、鮮やかな緑に包まれる夏や紅葉に染まる秋がおすすめです。また宿泊すれば夜に満天の星空を拝むことができます。
この記事を最後まで読んでいただければ、弥陀ヶ原の魅力のすべてがわかります。
弥陀ヶ原へのアクセスは? 車の乗り入れはできる?
まず知っておきたいのが、弥陀ヶ原へ車で乗り入れることはできないということ。
そもそも弥陀ヶ原だけでなく、立山黒部アルペンルート全域において車の乗り入れができません。車でアクセスができるのは富山県側で立山駅、長野県側で扇沢駅までとなります。
アルペンルート内をドライブしてみたい気持ちもありますが、できないんです。残念…。
なので、弥陀ヶ原へは幾つかの乗り物を乗り継いで以下のようアクセスします。
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立山駅
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(ケーブルカー)
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美女平
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(高原バス 約30分)
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弥陀ヶ原
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(高原バス 約20分)
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室堂
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扇沢駅(長野県)
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注)弥陀ヶ原から再びバスで移動する際は高原バスの予約が必要です。弥陀ヶ原駅舎内で予約を申し込んでください。
アクセスについて詳しいことは以下の記事も参考にしてみてください。
https://walk-toyama.com/2022/08/05/prepare_for_alpine_route/
弥陀ヶ原エリアを散策してみよう
まずは帰りの高原バスを予約
前項でも注意書きを書きましたが、弥陀ヶ原から再び高原バスで移動するには予約が必要です。出かける前に必ず駅舎の中で予約を済ませておきましょう。
山歩きとなると何かと手荷物が多くなりますよね。現地に荷物預かりサービスがあるか気になるところです。
しかし、ご安心を。弥陀ヶ原駅の駅舎内にコインロッカーが設置されています。
それでは弥陀ヶ原散策に出かけます。弥陀ヶ原では以下の写真のように「内回りコース(約30分)」と「外回りコース(約1時間)」が用意されています。予定に応じてコースを決めましょう。
弥陀ヶ原では北の方に大日連山を仰ぎ見られます。立山ほど大きく観えませんが、立山連峰の雄大さを感じられますね。
池塘を発見。弥陀ヶ原を弥陀ヶ原たらしめるものですね。残念ながら秋になると衰退するようです。池塘を観たいなら、本当は6月下旬~8月上旬がおすすめです。
昼食はどこで食べる?
個人的に昼食は、選択肢の多い室堂で済ませるのがいいかなと思っています。しかしながら、皆さんの好みもあると思いますので弥陀ヶ原ホテルを紹介します。
弥陀ヶ原ホテルの食事席からは広大な弥陀ヶ原の湿原を見渡すことができます。
弥陀ヶ原から他のエリアへ移動
弥陀ヶ原の散策が終わって次のエリアへ移動、または帰宅するときには、先ほどお話しした高原バスの予約控えとアルペンルートの乗車券を用意してバス停前に並び、指定した時刻のバスを待つことになります。
大きな荷物は係員の方が一か所に集めてバスのトランクに詰め込みます。そのような準備があるので出発時刻の10分前には荷物をまとめてバス停の前に着くようにしましょう。
弥陀ヶ原 まとめ
今回は立山黒部アルペンルート域内の弥陀ヶ原エリアを紹介しました。いかがでしたか?
弥陀ヶ原エリアは標高1930メートルの高原地帯です。ラムサール条約で保護されている湿地帯で環境的、文化的、学術的な価値の高いエリアです。
弥陀ヶ原ではトレッキングなどの散策を楽しめます。木道が敷きつめられており、新鮮な空気を感じながら大自然を満喫できます。
弥陀ヶ原は緑豊かな夏や紅葉の鮮やかな秋がおすすめです。夜になれば満天の星空も観ることもできるので本当に色々な楽しみ方、過ごし方があります。
立山黒部アルペンルートでは室堂エリアや黒部ダムが人気の観光スポットですが、もっとアルペンルートを楽しみたい方には弥陀ヶ原エリアがおすすめです。ぜひ一度訪れてみてください。
立山黒部アルペンルートの観光スポット全般について知りたい方には以下の記事もおすすめです。
https://walk-toyama.com/2022/08/07/matome_alpine_route_things_to_see/
それでは、最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。