中華そば つぼみ|富山市で人気ナンバーワンのラーメン屋で煮干しラーメンを食べてきた
富山県には数多くの名ラーメン店がありますが皆さんはどれくらい知っていますか?
富山のご当地ラーメン「富山ブラック」の元祖「西町大喜」、札幌の名店「すみれ」の味を継承した「麺屋つくし」、家系四天王に数えられる「はじめ家」など枚挙にいとまがありません。
そんなラーメン店強豪がひしめきあう富山県。
おそらく県外からいらっしゃる観光客の皆さんなら、
「富山で一番人気のラーメン屋さんは、富山ブラックの西町大喜でしょ」
って思っている人が多いのではないでしょうか。
じつは富山で一番人気のあるラーメン店は「西町大喜」ではなく「中華そば つぼみ」なのです。
今回は富山市内で最も人気の「中華そば つぼみ」をご紹介します!
「中華そば つぼみ」へのアクセス
「つぼみ」は富山でナンバーワンのラーメン店ですが、アクセスが良くないのがたまにキズ…。
かつては富山城址公園近くの丸の内エリアにあったのですが、市街地から5〜6キロ離れた新庄エリアに移転されました。
新庄エリアとなると、最寄り駅は富山地方鉄道「越中荏原駅」。(JR富山駅からは隣の「電鉄富山駅」から富山地方鉄道本線「宇奈月温泉駅」行きに乗ります)
しかもそこから歩いて25分。
もはや最寄りとは言えない距離です。
県外から公共交通機関で移動される観光客の皆さんにとってちょっと不利になりましたね…。
車で行く場合は以下のようになります。
駐車場は店のそばに10台ほどあります。
この日は11時20分頃に到着したのですが、すでに10人程度の行列ができていました。
まぁ10人で済めば御の字ですよね。
「つぼみ」の接客には「おもてなし」の髄が
この日は12月25日(クリスマスですね)。がっつり北陸の寒〜〜い冬の日でした。
そんな寒い中、開店を待っていると、お店の若大将が出てきて、
「寒い中、わざわざ来ていただいてありがとうございました!」と、お客さんひとり一人に丁寧に声をかけておられます。
「つぼみ」はラーメンの味もさることながら、接客も超一流!?
お店の入り口すぐのところで製麺の工程が見られるようになっています。
注文時には、
「何か苦手な食材があったらおっしゃってくださいね」
ラーメンを出される時には、
「片手でごめんなさいね」
「塩っ気強かったらおっしゃってください」
とお声がけいただきました。
接客や内装から、お客さんをとても大事にしておられるお店という印象です。
お店の色んなところで見られる細かい気配りって、客としては大変嬉しいものですよね。
肝心のラーメンのお味は…?
「つぼみ」は食券機で食券を購入してオーダーを通すスタイルです。
今回は「煮干しそば」、「鶏そば」(家内)、「バターの炊き込みご飯」を注文。
オーダーを通してから10分程度でラーメン到着です。
家内は「鷄そば」。
ドロドロした濃厚なスープに、無類の豚骨ラーメン好きな家内は一瞬にしてこのラーメンの虜になったようです。
そして僕が選んだ「煮干しそば」。
薄いカラメル色のスープに、富山では珍しい細麺。どんぶりの中央にはチャーシューが花のように綺麗に盛り付けられています。龍のようなメンマも特徴的で見た目のこだわりも感じますね。
さっそくスープを一口すすってみました。
煮干しの出汁は濃厚で存在感抜群です。
この味が「つぼみ」を「つぼみ」たらしめているのでしょうね。
チャーシューは柔らかくて食べやすかったです。堅いものが苦手な人にもおすすめできるトッピングですね。
そしてサイド(?)にバター炊き込みご飯。どんぶりの中央にはトロリとバターが乗っかっていますね。これを全体にかき混ぜて頂きます。
バターの風味がしっかり感じられて、これがまた旨くてクセになりそうです。
「中華そば つぼみ」まとめ
今回は富山市で人気ナンバーワンのラーメン店「中華そば つぼみ」をご紹介しました。いかがでしたか?
観光客の皆さんが思う、富山の名ラーメン店といえば「富山ブラック」の「西町大喜」ですよね。
しかし富山っ子が選ぶ、名ラーメン店はじつは「つぼみ」 なのです。
富山ラーメンらしからぬ細麺に、煮干しの深い出汁の味。
完全に富山スタイルの逆を行っていますが、濃厚スープの「鷄そば」もオススメです。
そしてきめ細かい接客には、日本のお家芸である「おもてなし」が至るところに詰め込まれており、とても気持ちよくラーメンを食べてこれます。
お店の立地は、市街地から5〜6キロ離れていて、決してアクセスが良いとはいえませんが、富山のラーメンをもっと深く開拓したい皆さんにとっては避けて通れないお名店と言えるでしょう。
観光客の皆さんは、ぜひ時間をたっぷり確保して、富山市ナンバーワンのラーメンを味わってみてくださいね。
↓富山市にあるその他のおすすめラーメン店については以下のまとめ記事もどうぞ↓
https://walk-toyama.com/2022/10/09/matome_ramen/
それでは最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!