お酒・居酒屋

富山の地酒2022年ひやおろしを飲み比べてみた(羽根屋は富美菊ブランドで販売)

玉旭、富美菊、満寿泉のボトル
YUICHI

秋はひやおろしの季節。多くの日本酒愛好家が待ち焦がる時期ですね。富山県でも多くの酒蔵が競ってひやおろしをリリースします。

今回はひやおろしをテーマに記事を書きました。

ひやおろしとは、春に火入したお酒を夏まで貯蔵し、9月に再度火入れしてから出荷しているものです。別名秋あがりともよばれています。

ひやおろしは、一度火入れしてから貯蔵しているので、生酒と違って瑞々しさだけでなく熟成感も味わえるのが魅力です。繊細なお酒なので、購入後もしっかりと温度管理を行なった上で楽しみましょう。

ひやおろしをリリースする時期は酒蔵によってまちまちですが、概ね9月初旬から10月中旬にかけて販売されます。例年富山では富美菊酒造と銀盤酒造が先行して販売する傾向があります。

富山のお酒は個性的なものが多いのですが、ひやおろしにも味わいの違いが顕著に現れます。

ひやおろしは、富山駅構内のお土産処や市内の様々なショッピングセンターにもリーズナブルな価格で出品されますので、ぜひいろんな銘柄を飲み比べていただければと思います。


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ひやおろしと他の時期のお酒の違いとは?

日本酒は、秋に収穫された酒米を原料に、冬から春にかけて醸造されます。

春に完成したお酒は生酒やしぼりたてとして出荷されます。

しかし、すぐに出荷されないお酒は、殺菌のために貯蔵前と出荷前の2回火入れされます。これが一般的な日本酒ですね。

ひやおろしは、春に搾ったお酒をすぐに出荷せずに(火入れはする)、秋まで貯蔵してから2回目の火入れをせずに出荷されるお酒です。

そのため、角が立っている新酒と比べて、まろやかさと熟成感をはっきりと感じられます。


富山県の地酒をひやおろしで飲み比べしてみた

冒頭でも話しましたが、富山県のひやおろしは富山駅や県内各地のショッピングセンターや百貨店で販売されています。

今回は、富山駅構内の「セブンイレブン・おみやげ処」で購入しました。なんといっても富山駅で買えるのが便利で嬉しいですよね。

以下、僕がひやおろしを飲んでみた感想です。

銘柄 印象 食べ合わせ
玉旭 純米 シャープで米の旨味やアルコール感も強い。 ◯ 餃子 ◯豚の角煮 〇飛騨牛ステーキ げんげの煮付け(最初少し生臭さを感じた)
満寿泉 純米吟醸 シャープで辛め。上品またはスタイリッシュな印象。2日目以降は角がとれて、まろやかさの中に上品な味わい。

◯ホタルイカの塩辛 〇秋刀魚の塩焼き 〇ウフ・マヨネーズ(仏料理) 〇げんげの煮付け豚の角煮

富美菊 純米吟醸(羽根屋)

華やか、または賑やかな印象。バブルガムのような味わい。フレンチやイタリアンとも相性が良い。 ウフ・マヨネーズげんげの煮付け



富山県のひやおろし まとめ

今回は富山県のひやおろしを飲んでみた感想をまとめてみました。いかがでしたか?

個性派揃いの富山県の地酒は、ひやおろしにしても飲み比べが楽しいです。

富山駅をはじめ、県内のショッピングセンターや百貨店で購入できるのでとても気軽に飲み比べできるのがいいですね。

ぜひ皆さんも、帰りの新幹線や宿泊先の客室などで、弁当や惣菜などをおつまみに飲み比べを試してみてはいかがでしょうか?

それでは、最後まで記事をご覧いただきありがとうございました!

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