【お酒の旨味を極上の富山料理に】「満寿泉 純米大吟醸」の 評価は?
今回は、富山で最も有名な造り酒屋である枡田酒造店の「満寿泉 純米大吟醸」のレビューです。
この銘柄について、まずお伝えしておきたいのは、
「満寿泉 純米大吟醸」はすべての富山料理と相性が良い
ということです。
「満寿泉」という富山の地酒ブランドは、造り手である(株)枡田酒造店 社長 枡田隆一郎氏が中心となって手がける富山市岩瀬の町おこしと同時進行で知名度を獲得してきました。
同社はまだ吟醸酒が世の中でそれほど知れ渡っていない1970年代から、吟醸酒造りに取り組んできました。
当時は純米酒が主流だったところをあえて吟醸酒で勝負に挑んだところは、さすが先見の明のある造り酒屋さんだったことがうかがえますね。
「美味しいものを食べている人しか、美味しい酒は造れない」
引用元 枡田酒造店(株)公式サイトより
これをモットーに富山の海の幸、山の幸の持ち味を充分に引き立てる酒造りをされています。
なので、複雑かつ奥の深い富山の郷土料理に合わせてみたいのが「満寿泉 純米大吟醸」。
このお酒と共に、富山料理の真骨頂を味わってみてはいかがでしょうか?
枡田酒造店は、富山吟醸酒の先駆け的な存在
枡田酒造店は、伝統的、保守的な造り方を好む酒蔵が多い富山県にあって、珍しく日本酒のポテンシャルや独創性を追求している造り酒屋です。
4代目当主の枡田敬次郎氏は大学院で発酵工学を学んでいたほど日本酒に対して深い知識を持っていました。そして能登杜氏の三盃幸一氏とタッグを組んで、素晴らしい吟醸酒を次々に生み出していきました。
現在では生産本数の半数近くを吟醸酒が占めているようです。
日本酒の伝統よりも、美味しいものに美味しいお酒を合わせるという考え方は現代の食文化にとてもマッチしていますよね。
「満寿泉 純米大吟醸」は、山田錦発祥の地である兵庫県の酒米を使用
「満寿泉 純米大吟醸」の特徴には、兵庫県産の山田錦を使っている点があります。純米大吟醸はこれを精米歩合50%に仕上げて芳醇な旨味を確保しています。
フルーティーな吟醸香にふっくらとした旨味を感じることができ、際立つ米の旨味とほどよい酸味からは満寿泉らしい芯の強さを感じられます。
そんな「満寿泉 純米大吟醸」は、白えび、ホタルイカ、寒ブリ、ベニズワイガニなど富山湾の海のスターを使ったどんな料理にもしっかり寄り添います。
「純米大吟醸」に限らずとも、県内の居酒屋では定番の日本酒です。どのお酒にするか迷った時は、ぜひ満寿泉を選んでみてくださいね。
「満寿泉 純米大吟醸」まとめ
今回のレビューはいかがでしたか?
「満寿泉 純米大吟醸」はフルーティーな吟醸香に始まり、米の旨味、ほのかなな酸を感じられ、富山の海の幸、山の幸と絶妙なハーモニーを生み出します。
皆さんが富山で最高のグルメを体験したいと思っているなら、間違いのない選択です。
ぜひ至高の食体験を「満寿泉 純米大吟醸」とともに!
それでは、最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。