富山県東部

魚津観光まとめ|遊ぶところや有名なものが見つかる海沿いのエリア

YUICHI

魚津市は富山県東部にある富山湾に面した港町です。

魚津は新鮮な海の幸が取れることで有名です。また、蜃気楼が見える街としても知られています。

また魚津は、富山駅から大変アクセスしやすい街です。富山地方鉄道またはあいの風とやま鉄道のどちらを使っても約30分で到着します。

それでは、魚津市はどのように観光すれば良いのでしょうか。

今回の記事では魚津市観光のお勧めスポットを紹介します。記事を最後まで読んでいただき、魚津旅行の参考にしていただければ幸いです。

魚津市へは富山駅から直通約30分の好アクセス

魚津市は、富山駅から最もアクセスしやすい街のひとつです。公共交通によるアクセス方法は以下のようになります。

魚津駅
あいの風鉄道 富山駅 約24分
新魚津駅 電鉄魚津駅 西魚津駅
富山地方鉄道 電鉄富山駅 約56分 約54分 約52分

魚津駅前の柿の木割り(繁華街の名称)やありそドームを訪れるだけならあいの風鉄道を、歴史的な場所の散策やレジャー目的であれば、富山地方鉄道を利用することになります。

魚津駅前|「柿の木割り」と呼ばれる繁華街を街歩き

「柿の木割り」とは魚津駅前の繁華街の愛称です。

みなさんがグルメ目的で魚津を訪れるなら「柿の木割り」は必ず行きましょう。「柿の木割り」では魚津の海の幸、山の幸を使ったすべての料理を味わうことができますよ。ちなみに、魚津市はどちらかといえばこぢんまりとした街ですが、人口当たりの飲食店の数が日本一だそうです。

魚津駅前観光案内所では観光情報やレンタサイクルを提供

観光案内所内には観光コンシェルジュが常駐しています。魚津の美味しい飲食店や観光スポットだけでなく、魚津の歴史・文化・産業など、みなさんの色んな疑問に答えてくれる頼もしい案内所です。

案内所入り口には、魚津市のゆるキャラ「ミラたん」や魚の絵が描いてあり、旅人へのおもてなし感が満載ですね。

魚津駅前観光案内所ではレンタサイクル「みらくる」も提供しています。利用料金は以下のとおり。

利用時間 電動アシスト付き自転車(大人) 子供用自転車
4時間まで 300円 100円
8時間まで 500円 300円
1泊2日 1,000円 500円

※レンタルには身分証明証の提示が必要。(高校生以下が利用する場合は保護者のもの)

INFORMATION 魚津駅前観光案内所
営業時間:9:00-18:00 年中無休(年末年始を除く)
TEL:0765-22-2244

サンプラザはご当地感満載のショッピングモール

サンプラザは昭和時代の高度経済成長期に魚津市街地の中心にオープンしました。そして何度も訪れた経済危機を乗り越えてなお、ご当地感を損なわずに営業を続けています。

全国的に大型ショッピングモールが蔓延する中、貴重な地元志向のショッピングモールということで地元民のみならず、県外から訪れた人からの好感も良いようです。

サンプラザの外観は富山県のお家芸ともいえるガラス張りのデザイン。

館内には大阪屋ショップ(ローカルスーパー)やアパレルショップ、ダイソー、英会話のNOVA、パソコン教室、ブックストアなど、一通りのお店が揃っています。

階段で移動すると、移動量ごとに消費カロリーが記載されており、来館者の健康を気遣ってくれています。

電鉄魚津駅|米騒動発祥の地や上杉謙信の歌碑が残る歴史的なエリア

魚津駅前が昭和レトロな雰囲気を醸し出しているのに対して、電鉄魚津駅は歴史的な史跡や神社が集まる歴史・文化の中心として、観光客の注目を集めています。

■ 魚津城跡、上杉謙信の歌碑、ときわの松
富山県にゆかりのある武将といえば、佐々成政や前田利長を思い浮かべますが、じつは、戦国時代の魚津城は上杉謙信の勢力版図でした。1582年(天正10年)に織田勢の総攻撃を受けて魚津城は陥落。魚津城跡周辺ではそのころのエピソードが語られています。ガイドさんに案内してもらうと面白いでしょうね。

■ 米騒動発祥の地(旧十二銀行の米倉庫)
大正時代に勃発した民衆によるムーブメントですね。みなさんも日本史の教科書などでお馴染みのエピソードではないでしょうか。地元のお母さんたちが当時の利権者と一生懸命戦っていた姿が想像できる場所です。

■ 諏訪神社たてもん祭り
毎年8月中旬に行われるご当地祭り。夏の風物詩として、県内外から見物客が集まります。90個もの提灯をフレームに飾り付けて船に見立てた山車が街で引き回され、最後には諏訪神社に奉納されます。

早月川エリア|魚津水族館やミラージュランドなどアミューズメントを楽しむ

早月川エリアへは、富山地方鉄道「西魚津駅」からアクセスするのがおすすめです。魚津水族館とミラージュランドは隣接している施設なので、両方とも「西魚津駅」から歩いて10分程度です。

■ 魚津水族館
日本でもっとも古い水族館として知られています。魚津近海に生息している水生生物のほか、約330種の珍しい海の生き物を観ることができます。
ミラージュランド
大観覧車やメリーゴーラウンド、プール、バーベキュー施設など、富山湾沿岸で楽しめるアミューズメントが満載です。

天神山エリア

数多くの果樹園が広がる高台エリアです。最近は富山県東部初のKANATA WINERYというワイナリーが誕生しました(2023年10月現在)。

海と山による水循環が一つの市で完結するという世界的にも稀な自治体である魚津市のワイン…。想像しただけでワクワクしますよね!

https://walk-toyama.com/2023/10/17/kanata-winery/

天神山周辺は果物の種類も豊富です。アケビなんていう珍しい果実も採れちゃいます(^^)

魚津観光に便利な宿泊施設

1~2日かけて魚津をじっくり観光するなら魚津市内で宿泊するのが一番です。

以下に魚津市内のおすすめの宿泊施設を紹介します。

宿泊施設名 宿泊料金(1室1名) 魚津駅からのアクセス 詳細情報
魚津マンテンホテル 6,500~11,200円 徒歩1分 楽天トラベル
金太郎温泉 12,320~15,920円 送迎車で10分 楽天トラベル
お宿 いけがみ
↑当サイト記事あり
28,050~29,700円 市バスで30分 楽天トラベル



まとめ

今回は富山県魚津市の見どころをまとめてみました。いかがでしたか?

魚津市は、海もあり山もあり自然がとても豊かな場所です。自然から享受する美味しい食材が豊富なだけでなく、魚津城址や米騒動発祥の地など日本の歴史的なエピソードもたくさんあるので、魚津市内で宿泊して1泊2日で観光するのもおすすめです。

ぜひ自然と歴史と食の魅力にあふれた魚津市を観光してみてくださいね。

それでは、最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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著者プロフィール
YUICHI
YUICHI
全国通訳案内士
富山県富山市生まれ。観光庁認定英語通訳案内士。
愛知県の航空機関連メーカーで務めたあと、全国通訳案内士国家資格を取得。通訳ガイドとして、訪日外国人の観光ガイドを主に富山、石川、岐阜の観光名所・史跡を案内する。近年はHTML/CSSやPHP、Photoshopなどを使ってWEB制作にも携わっている。趣味はウォーキング、温泉、読書、料理など。

「せっかく富山に来たのなら、たくさん楽しんでいってくださいね!」
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